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ジューススタンド
開いたところで
何も書かれてないような
引継ぎ帳をしつこく読んで
(つまり同じところを繰り返し)
何もないと思いつつ
この動作が
どこかで生きてくるのだろうか
などと思いつつ
たどり着いたジューススタンド

わけのわからなかった詩が
少しだけわかったような気になるのは
詩の後に短い解説がついているから

ストローをさしたままカップは動かない
携帯電話
ノート
ペン
読みかけの詩集
テーブルに自由に広げていると
だんだん自分の部屋のような気がする

休憩は減って仕事は増えて
圧縮したハンバーガーのようで
体は重くて

 僕はのっぽさんになりたいです
 道行く人を蹴り倒して歩くのです

 楽しむ力があればどんな本も楽しい
 力不足でまだ人生が楽しくありません

 届くかなんてわからないのに
 あなたは呼びかける
 あの世にまで届きそうな声で
 呼びかけるのに僕は
 黙ったり泣いたりしているだけ

 どっからでもかかってこい
 8月の風が吹き抜ける散歩道から
 遠く離れた町の喧騒の中から
 ロケットの飛び交う星の上から
 あなたの声を届けて欲しい
 昨日からひとりだから

甘すぎて
僕はペンを止め横を向く
レモン
チェックの舟に揺られて
誰かがリクエストするまで
旅の途中

ナイフが果汁を飛ばしたように
どきりとする
急に主観的な言い方をするので
そこは
自作の詩について
語っているところだった
そう 自分の

 父が死んでも
 何ともないと思っていました
 ずっと思っていたのです

久しぶりに客が入ってきた

「AのMの氷なしで」

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【2011/02/03 00:23 】 | 言葉のある詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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