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まどろみ
改行をして次の言葉を待っていると
新しいメッセージが届いて
脈絡のないおせっかいと誘惑に
打ちのめされる
それはプログラムが送信している
機械仕掛けの羅列
勝てない どうしても勝てない
と閉じてしまう

戸締りは簡単に済んだ
ロボット言語は滅びたように見えなくなった
生身の声も一緒に
元よりそんなものはあったのか
アクロスティックよりもうまい棒の方が
遥かに人々の口に合うと言って

言うまでもなく家は取り壊されて
また一人といなくなってしまったから
空地になって
警備員が杖を一振りすると
駐車場が出来上がってうとうとする

いたいいたいいたいところを突く
目覚めのつぼですと指が語る
痛いのは眠さの表れ

テレビの中に映りこむそれを
僕は見ているわけではないのに
あれはハンバーグかい?なんて訊かれて固まる
世界最強の生物
海でも川でも陸でも空でも宇宙でも
生きて行けたらいいのに

限りなく下を向いてしまうから
ストローをくわえる以外に道はなく
細まる道の中をストローはやがて沈んでしまうのを
唇は力なく絶望に暮れかけている
なんと言ったら伝わるのか

深海には深海の言葉があって
密かな鞘の中に小さな翻訳家が隠れ住んでいる
おーいキミはここでね

誰に言ったのか返事はなくて
待っててねのねだけが漂っている
朝は間もなく壊されてしまった
プログラムが感情によって突き破られたように
鳴いているのがきこえる


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【2011/01/20 19:21 】 | 言葉のある詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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