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幽霊船
中央通りに座ったのは
自覚などなかったから

それは突然に始まって
感情を一気に異郷へと運ぶ
気づけば零れ落ちている

どこか遠いところに
遥か昔のある朝の中にいるような
気がするのだ

天空で父がピアノを弾いていて
食器が触れたりぶつかったりする音が
硝子の演奏会の中に含まれているような
心地がするのだ

目前にはひとつの船が浮び
繁殖する植物たちが帆を伸ばしている
船長のいなくなった船は航海を終え
旅人の空虚なある朝の中に
ぽっかりと浮ぶ

D 6 船を識別する白いシール

凍りついた波の上に
赤いストローが突き刺さっている


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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2010/11/08 15:34 】 | 言葉のある詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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