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サンキュー(サンキュー)
生きててすみません
俊敏な肢体の中にひっそりと
入り込んで
円滑な流れを壊さぬように
ただ必死で
追いかけて追いかけるけど
あと一歩 体が追いつけなくて
ああ
惨敗を負ってベンチにへこたれる

「あのチーム余裕だな」
「あそこは一番うまいよ」
「俺のチームは一番弱いぜ」
「それを言うなって」
「あいつ、全然動かないからな」
「まあまあ動いてたよ」
「えーっ、あれで」

背中に降りかかる言葉
振り返ることはできなくて
ただ へこたれている
(生きててすみません)
いや なぜ どうして
謝らなければならない
謝ってたまるものか
そうじゃないのだ
僕のしたいのは

キックオフ

ボールを受けた僕は
フリーで中央をドリブルで上がる
敵が近づいてくる
僕がいつまでも離さないのを見て
猛然と奪いにくる
精一杯の加速で一瞬かわす
それで精一杯
その時
前方に希望の光が射し込むのが見えた
味方の選手が
僕の前に走り込んでいるのだ
サンキュー
奪い取られてしまう前に
一筋のパスを 僕は通した

「ナイスパス!」

背中から 大きな声がした


サンキュー

(サンキュー)


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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2010/10/30 10:20 】 | 言葉のある詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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