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ループ

はなすなら今
今だって今だって
誰かが吹きかけるので

頼りなく伸び切って
今にも切れてしまいそうなそれは
磨耗と不安によってふるえている
あああ

馬鹿野郎
こいつはまだ500年行けるぞ
と先生が掴んだ瞬間ついに切れて飛んでいく
先生さようなら それっきり

町内会の人の親切心が
置いていった言葉を拾ってくる
じいちゃん、じいちゃん
あの子の響きがじいちゃんを思わせるから
じいちゃんの言葉 置いてきたのに

誰の仕業か 川の向こうにありました
大事なものでしょう
一緒に先生も拾われてくる

あなたはさよならした人だから
もう先生じゃない
さよならした人と口なんか利いたら
さよならの仲間になってしまうから

「さよならを言うために先生戻ってきました」

退屈なお化け屋敷の通路のように
誰もが素通りしていく
先生の羽は花の上に留まって
次の風を待っている


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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

【2010/09/09 18:58 】 | 言葉のある詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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