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もういいかい
夜が目覚める頃、加藤くんは起きました。
ぐっすりと眠ったので、一つの夢のことも思い出せませんでした。
もう一生眠らなくてもいいかもしれません。
顔を洗って、バイトに出かけていきました。

「お弁当は温めますか?」
いつものように、お決まりの質問をします。

「もう、いいです……」
何かをあきらめたような、返事でした。
とても小さな声で、語尾はほとんど聞き取れないほどでした。

加藤君も、似たような気持ちになりました。
何かをあきらめたような……
人の気持ちは、よく移るものです。
あれほど眠ったというのに、もう布団の中に隠れこみたい気分でした。


「もう帰ってもいいですか?」
そう言うと、店長はとても残念そうな顔をしています。
悲しみの鬼が、どんどん移っていくようでした。


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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2008/04/21 12:47 】 | できそこない道 | コメント(4) | トラックバック(0) |
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コメント
夜が目覚める?…夜が明けるじゃ…ゲフンゲフン
はじめまして。テーマの自作詩から追ってきました。

確かに人の気持ちはよく変わりますよね。僕のおじいちゃんなんかはお酒が入るとよく喋るようになったり。それはちょっと違うか。というか、僕自身、気分が変わりやすいほうだと自覚しています。ものすごくネガティブだったと思えば、いきなりポジティブに考え始めたり。本当に気まぐれなので。

僕もブログを書いてますので、よろしければコメントくださいね^^記事がごちゃついているので、カテゴリから選択すれば見やすいと思います。
【2008/04/21 18:01】| URL | ラルフ #XiBImnmA[ 編集] |

ラルフさん、はじめまして。

僕のおじいちゃんは、黄金色の家に住んでいました。
家の中が全体的に黄金色をしていました。
その明るさは、照明の種類によるものか僕の幼い記憶が作り出した色合いだったのかは、今ではもう確かめようもなくなってしまいましたが、色の記憶というのはなんとなく残っているものです。
おじいちゃんは、とてもよくものをかんで食べる人で、何かを食べ始めるといつまでもいつまでもくちゃくちゃとかんでいました。
僕はおじいちゃんからよくかんで食べることを、主に学びました。
けれども、よくかんで食べるということは体には良さそうだけれど、食べるのに時間がかかってしまいいつも僕はずっと食べることが遅かったのです。
また、おじいちゃんは、とても無口な人でした。
だから、おじいちゃんとしゃべった記憶はほとんど残っていません。
僕も、やっぱり無口です。
【2008/04/22 21:48】| URL | junsora #H8Em3lUo[ 編集] |

こんばんわ。永久迷子。の白と申す者です。
うわわわあー……。なんだかとても奥が深いですね…!
思わず圧倒。
それで、よろしければリンクさせてもらってもいいでしょうか?
断ってくださっても結構なんで、考えてみてくださいねw
ではまた。
【2008/04/28 01:18】| URL | 白 #-[ 編集] |

白さん、こんにちわ。
人の気持ちって、ため息やあくびがどんどん広がるように、
そばにいるだけでも、不思議とうつっていく時があります。
だから、時々元気をなくしてしまった時などは、
元気な人から元気をわけてもらうのもよいですよ♪
リンクは、貼ってもらえるともちろんうれしいです(^^)
【2008/04/28 13:14】| URL | junsora #H8Em3lUo[ 編集] |
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