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エル・おおさか
エル大阪に着いた
約束の三時には
一時間あった

時間になるまで
私の居場所は
訪れない

だから私はグルグルと
エル大阪の周りを
回る

坂の多い町

エル大阪を忘れないように
遠くに行き過ぎないように

歩く
回る

一周して帰って来ると
約束の時間は
まだまだ遠い

だから私はもう一度
エル大阪の周りを
回る

制服の少女
黒いスーツの男たち
老若男女
行き交う人々の中を

歩く
回る

大昔
打ち上げられた衛星のように

再び帰って来ると
約束の時間には
まだ早い

だから私はもう一度
エル大阪を
回る

ちらしを配る人がいる
成功率は
五分五分よりも少し低い

12月の風が
坂道を駆け上がったり
駆け下りたり

平気な顔して
歩いている人も
どこかに帰れば
泣いているのかもしれない

他人の顔の中に
自分を探しながら

歩く
回る

そして

初めて来たように
エル大阪に着いた

約束の時間に
ちょうど間に合った

ポケットの中に
相談事を
隠し持っていた



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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2007/12/12 17:13 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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