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クルカとオルカの会話
昨日は大変なことがあった
摩擦が起きて
警察が来て
それできみは今
眼帯をつけている

 お客さんは神様じゃない
 神様は何百人もいない

きみはとても些細なことで
トイレに引きずり込まれて
危ない目に遭って
その内
取っ組み合いになっていたね

昨日は大変なことがあったね
警察に行って
和解の手続きをして
だけどきみは今
眼帯をつけているね

 お客さんは神様じゃない
 神様は人に当たらない

きみは普段どおりに
人と人との接し方をして
それでも酒で大きくなった人は
人の扱いでは大いに不満で
きみは汚れた手に引きずり込まれて

その内
客と従業員とで
取っ組み合いになっていたね

通報したのは客で
駆けつけたのは従業員で
後で遅れてやってきたのは警官で
みんな一様に
人だったね



目の上に現れる形で
傷を負ったのが
従業員の方で
それが武勇伝として幸いだったと……

眼帯を押さえながら
顔を曇らせるきみの
スカウターが
悟空を見つけたみたいに
激しく反応したのは
店の前に
昨日の敵が現れたからで
握手もなく和解した二人は
未だ 友ではなくて

きみは
「来るか?」
という顔で
自動ドアの向こうを見

男は
硝子越しに
「おるか?」
という顔をして


二人は ほんの数秒
目で言葉を交わしたね


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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2007/12/04 12:34 】 | できそこない道 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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