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弟の部屋、兄の居場所
ソファーの上で、また眠っている。
兄は、
時々戻って来るけれど、
決して長居することはない。

兄は、
元々無口だったけれど。


弟の部屋は、いつ戻って来ても、
変わらないままだった。

青と白のカーテン
昔の地球儀
古本屋のような本棚
鳴り終えたオルゴール

窓から見える家々も
流れ行く雲の形も
空の色も大きさも

何も変わらない。


一番最後まで家に残り、自分の陣地を守っていた弟と、
その遥か前にひとり立ちした兄には、
いつか遠い距離が開いていたのかもしれない。



自分の家に、
自分の居場所のない気持ち、
思い出すように、
弟は、兄を見ていた。
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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2007/11/06 19:30 】 | できそこない道 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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