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奥底
テーブルの上が
真っ白である代わりに
私の周りは
いつも真っ暗で静かです

幾重にも重なった小箱の中で
私は一番下の一番奥の方
あなたが何もかもを
詰め込んでしまうせいで
私はもはや押し潰されてしまいそうです

あなたにとって
私は
大事なものでしょうか
それとも本当は
必要のないものでしょうか

ただ
待つだけの時間が
どれほど長いものであるか
動いているものにはわからないのです

せめて
季節が変わる日
日曜日の午後の一時にでも
穏やかな光に照らして
私の存在を
振り返りはしないのでしょうか

このまま
春も黙って通り過ぎるなら
今度はみんなで
一斉に溢れ出てやるのです

私が世界に引き出される時は
もう
あなたが
天にまで昇った後かもしれません

あなたでない誰かの手が
私に触れた時
私という存在は

あなたの記憶や面影ほどに
儚いものであるのでしょう

そして私も
あなたの後を追うように
消えて行くのかもしれません
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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2007/06/04 00:31 】 | できそこない道 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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