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不安視
朝が来るまでの間
ずっと不安を書きたてている
不安に追い越されるより速く
それしか不安に打ち勝つ道はない

      *

「すみません……」
自分に言ったのだろうか?
少し気になりながら
足は止まらない

      *

赤い線を引きながら読み進む
そこだけが気に入ったわけじゃない
通った跡を残さないと
全部忘れてしまいそうな気がする

      *

どれでもいいと言うので
適当に選んであげた
いいんだろうか
いいんだろうか

      *

見えない不安が広がってきたので
誰にも見えない透明な糸で
エアポケットを縫いつける
不安は空白に目を光らせている

      *

またしても
どこかで来たような道に出た
進んでいるというより
ただ回っている気がする

      *

牧場ありますか?
質問は予期せぬ方向からもきて
頭の中では探せない答がある
ここはどこだったろうか

      *

朝の寒さに耐えながら
玄関先で雪かきをしていた
やけに茶色い雪だった
夏の地球を掘っていたのかもしれない

      *

安全に取り外すことができます
と呼びかけられた
案外身近なところに
危険物は転がっているのかもしれない

      *

席を外したきり
あの人は戻ってこない
もう帰ってしまったのだろうか
聞き間違えていたかもしれない

      *

陽気な人たちが集まってきた
あの人もこの人も
とてもアップテンポ
芸能人の話題になるかもしれない

      *

朝が来るまでの間
ひとりで夜を見ていた
いつからひとりだろうか
ずっとひとりだろうか
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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2007/06/03 16:07 】 | できそこない道 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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