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生け花
椅子に深く腰掛けて
眠り込んでいる
右手には
牛乳瓶が握られたままで
それは空っぽだったのに

きみも飲むかね

見知らぬ人に
向けられているように見える

おじいさんは
とても疲れていて
眠りたかったんだし
潤したかったんだし
一気に流し込むと同時に
一瞬で
幸福の結晶として固まったのだ

少し寂しげだった瓶の中に
僕はそっと
一花添えるように
れんげそうを生けてみた

おじいさんの表情は
自然に溶け込んだように
どこまでも穏やかで

もう何も
思い残すことも
ないようだった
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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2007/05/15 17:30 】 | できそこない道 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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