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こんな雨の日は
あいにくの青空だった
昨日はもう遥か過去の風景で
今日は絶好の雨降り空

傘を差さない勇者は
銀の斜線を避けることもなく
颯爽としているけれど
僕の手元には
どうでもいい傘の柄が納まっている

こんな雨の日は
一日が
夜に憧れた色によって支配される

ささやかな盾が
憂いの一粒一粒を弾き返すたびに
この世界にはない雨たちが
僕の中に浸透していき
家族連れが団欒を連れ歩く時に
僕は
何も見えなくなりそうな空の上に
猫を描かなければならない

失った夜の方向から
夕焼けの匂いのする風が流れる

もしかすると
僕の手に握られている
今それは
遥か昔に
折れてしまった傘なのかもしれない

こんな雨の日は


夜の訪れを知らない
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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2007/04/22 21:52 】 | できそこない道 | コメント(4) | トラックバック(0) |
<<さよなら 詩よ | ホーム | 向かい風>>
コメント

私の手に握られてたそれは
昔無くした筈の色筆で
彼の真似して書いた猫は
感謝もせず無愛想
加えて私の手を引っ掻いて逃げた

雨上がりの空は
何故か明るく
流れたはずの血は
透明な銀色だった

(上記の作品を読んでこんな詩↑を思いつきました。)
【2007/04/25 21:28】| URL | チエノワ #z0Dn2JLk[ 編集] |

チエノワさん、詩をつなげてもらってありがとうございます。
猫から深く広がっていったように感じられました。
やはり、詩はつながっていくものなんですね♪


傷だけを残して
あなたは去って行った

雨が上がるように
この傷も
晴れる時が来るのだろうか

遠い時間を隔てた
透明な雨は
もう見えないはずなのに

この雨音は
どこからするのだろう

猫が
騒いでいるのかもしれない
【2007/04/26 08:33】| URL | junsora #H8Em3lUo[ 編集] |

こんな雨の日は
憂いの中に身を潜めて
夜に手を伸ばす

折れた傘の下で
竪琴の音楽が
体中にしみ渡ったら
私はしなやかな猫になる・・・

*盾と竪琴をかけてみちゃいました^^
【2007/04/26 18:34】| URL | 愛 #-[ 編集] |

愛さん、コメントありがとうございます。
面白いですね♪


横殴りの雨の中を
逃げ延びてきた

竪琴を奏でる猫
たったひとりで

どこまで行くのか
誰も迎えに来ないまま

こんな雨の日の中を
【2007/04/26 19:29】| URL | junsora #H8Em3lUo[ 編集] |
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