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こんなもの
こんなもの誰も読みませんよ

誰に読ませるつもりも
別になかったけれど
言葉は自分自身への
絶対的否定のように
生命の核心的部分を
ひとことで略奪するように

その時僕は
萎縮しつつある心を隠すように
小さなノートを静かに奪い返して
胸の奥に仕舞い込むのがやっとだった

こんな僕の
こんな落書きなんか
確かに誰も読まないだろうさ

あなたは人の日記を勝手に覗いておいて
こんな論文は発表するに値しないと忠告する

なぜわかるのだ
いつか誰かに本当は読んで欲しかったと

あなたは作者の意図を読み取りながら
同様に読者の解釈も取り付けてしまう
出来すぎる批評家のように言うのだ

こんなもの書いても誰も読みませんよ

冷酷な真実を
温かい夢の中に突きつけられたように

確かにこんなもの
こんなものにすぎないもの

あの日の言葉を
思い出すことなく
すぎない時はなかった

それでもペンを握り

その手は迷いながらも
決して止まることはなく
いつか迷い込むように
誰かが目を留めてくれ

そうだ
あなたとは違う目を持った
誰かがいたのだ

依然として
こんなものではあるけれど

今日は
こんなにも 風が強い

時折窓の外に目をやり
空想の中を休憩しながら
僕はまたペンを輸送する

こんなにもの人が
忙しすぎる現代社会の中で
足を運んでいるのだ

だからまだ続けている

こんなものを今も



きっとこれからも
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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2007/02/08 08:36 】 | 好きに書いた詩 | コメント(2) | トラックバック(0) |
<<檻の中の空 | ホーム | 気まぐれ翻訳機>>
コメント

>あなたは作者の意図を読み取りながら
同様に読者の解釈も取り付けてしまう

この文字にグサッときました。
大切にしてた記録が土足で踏み潰された感じ。
読み手はたくさんいて、反応が無くても無限の感想を抱いている。
そんなことを思わせました。
【2007/02/08 15:00】| URL | チエノワ #z0Dn2JLk[ 編集] |

チエノワさん、コメントありがとうございます。

自分の量りに自信を持ちすぎると、遠慮がなくなります。
けれども、人の思い入れの部分を踏み潰すのは寂しいことですね。

形にみえる反応だけがすべてではないんですね!
遠くから眺めながら微笑んでいるかもしれない……。
とても良いことを、学ばせてもらいました♪
【2007/02/08 17:40】| URL | junsora #H8Em3lUo[ 編集] |
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