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最後の最初
初めて僕の目の前で
両手を広げて座っていた
近づいてそれを親だと思った

初めてみた人は
なぜか僕を追いかけてきて
人は追いかけてくるものだと思った

初めて食べた茄子は
腐っていたから
茄子は食べれたもんじゃないと思った

初めて笑った友達は
間もなく引っ越していってそれっきり
もうそれっきりなんだなと思った

初めて見た夜は
星も夜の中に隠れ込んでいて
夜はただ黒いものだと思った

初めて読んだ本は
悪者がいっぱい出てきて
だけど最後には皆死ぬんだなと思った

淡く曖昧な言葉のように
印象は不正確な鮮明さで
それはそのまま最後まで
持っていくこともできるし

だけど一通りの宇宙の読ませた学び舎は
短くも長くもある月日においていかれる頃になって
幾多の誤解に覆いつくされた虚構のように
古びた地図の上で部分的な真実は幻想と交錯して

うそだ
本当だ
無意味だ
大切だ

初めて僕が死にゆく時に
一番残っている何かが
やっぱり気づかせてくれる

初めて僕が僕であることを
もう忘れてもいい時になって
やっと初めて訪れるのだろう
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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2007/02/04 01:29 】 | 矛盾ファンタジア | コメント(0) | トラックバック(0) |
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