スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:-- 】 | スポンサー広告 |
いつかの苦味
箱はベッドの下
引き出しの中で眠る

小さな箱の中には
冷たい銀紙が深く眠っていて

自虐の誘惑に駆られ
取り出せば
触れるだけでも
それは冷たい

開いてみればやはり冷たくて

もうカカオの苦味が溶け始めている

両手を伝わって
肩に
喉に
胸に

浸透する
順路を辿って体の隅々まで
巡回するカカオ

自ら招いた空白の女神が
白夜を深遠な黒に
染めていく

完結を知らせるボタンは
いつも内側から押されて

窓から流れ出す静かな雨

消せない言葉と苦い行間
銀色のまま折りたたんで

引き出しの中に12月を戻す

純度は月日が変貌させる

いつかのカカオのように
スポンサーサイト

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/19 20:52 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
<<夏のあと | ホーム | 創作料理>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://junsora02.blog59.fc2.com/tb.php/218-a8f5b09e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。