スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:-- 】 | スポンサー広告 |
『いつか書いた詩』について
今日書いた詩も
「いつか書いた詩」と呼べるだろう
けれどもそこにノスタルジーはない

「いつか書いた詩」は
ある季節の終わりに引き出しの奥から
かすかに見覚えのあるノートから現れる

私が詩のようなものを書き始めたのは
深まりすぎた秋が冬に流れ込む頃だった

走っていれば寒くない
立ち止まった時 
寒さに気づく
眠っていれば恐くない
目が覚めて自分を思い出す

あの頃の詩はその季節ほど長くもなかった
私はそれよりずっと前からノートをつけていた
それは意味のわからないノート

脈絡もなくただ比喩だけがある
あまりに意味がわからないので
何度も捨ててしまおうかと思った

いま私は詩のようなものを書いている
引き出しの奥に眠っているものは
出てきたとしても比喩の欠片

「いつか書いた詩」を解き放つためには
いま書いた詩を長く眠らせておくしかない
そうすればいつの日かそれを
『いつか書いた詩』と呼ぶことができるだろう
スポンサーサイト
【2006/06/25 01:02 】 | カテゴリーの詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
<<『架空の詩』について | ホーム | 短い夢>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://junsora02.blog59.fc2.com/tb.php/120-059024a4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。