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通過駅
ドアの前であなたは謝っている
深く深く頭を下げている

僕も頭を下げた
理由のわからないあなたの謝りに
ただしきたりのように

下げている頭を忘れるくらいになって
頭を上げると
それでもあなたは謝っている

あなたが謝っているおかげで
ドアはいつまでも開いたままだ

もう広島駅を過ぎてしまった


ごめんなさい 姉さん やっぱり降りれんかった

途中下車 できんかった


姫路駅に着く頃 やっぱり悪い気がしてきた
だんだんと遠く離れるほど悪い気がしてきた

あなたもまだ謝っている

早く ドアを閉めてくれないだろうか


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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2008/12/12 19:31 】 | できそこない道 | コメント(4) | トラックバック(0) |
幻ケンタッキー
お腹が空いたのでチキンを食べよう

ケンタッキーの文字を通り抜けると

店の中は冷たい金属ばかりです

空しくなった お腹を抱えて

グッバイ  「グッディー金物屋」

テーマ:詩・ポエム - ジャンル:小説・文学

【2008/12/09 18:26 】 | だいたい5行詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
詩人たちへ/全肯定メッセージ
自分は自分ではなくなったのか
元々自分と思う自分は
思い込みの自分だったのか

自分という生き物を
もしも客観的に見ることができれば
どんなに良いか
あるいはどんなに恐ろしいことか

詩を書く元気がなくなった時
なおさら必要なのが詩であるのに
昨日まで書いてきたことや生きてきたこと
すべてが信じられなくなってしまう


「何でもない何かを書き続けても何も意味がない」

またあなたに打ちのめされた言葉がよぎる

すべてを否定された僕は
大海を失った漁師のように
途方に暮れていた

押し寄せてくるかなしみに任せて
泣きながら狂ったように
象の詩を書かなければならなかった

ただ
がむしゃらなだけな詩が
なぜだか今の自分を励ましたりして

何かが書けそうな気がしてくるのだ
前向きなメッセージなんてなくても

何もなくたっていいじゃないか

といってみるとなんだ
ひどく
前向きに響いてしまうけれど


何でもなくたっていいじゃないか

それでも僕は 生きて いるぞ

僕らは

僕も

僕も

僕も


ああ そうだね



テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2008/12/07 18:18 】 | 好きに書いた詩 | コメント(2) | トラックバック(0) |
落ち着かない家   
普通の家だというのに
入り口には暖簾がかかっている

なぜか完全に閉まることのない
ドアの隙間から子供たちが入り込んできて
しきりに何かを取っていく

家の中を歩いていると
いつの間にか外に出ていることがあるし
お手洗いなんかは外から丸見えだ

とんでもないところに
引っ越してきてしまった

中身も見ずに 決めるから


テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2008/12/03 17:25 】 | できそこない道 | コメント(0) | トラックバック(0) |
落葉
風が吹くたびに

葉は落ちた

落ちた葉は

早速落葉になった

先輩に挨拶した


テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2008/12/02 19:24 】 | だいたい5行詩 | コメント(2) | トラックバック(0) |
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