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離れ行く空
今にも空は
薄っぺらいビルに反射して
跳ね返りそうだ

今にも空は
普通の人々の抱える無数の哀しみを包み込んで
青と白の祈りの中で光の協奏曲を奏でそうだ

今にもそれは

空の中で寝静まる熱情のように
手の中を離れていく月のように

変わらない空は
アシストの連鎖のように
朝も夜も昔も今も変わり続ける街並みを見守っている

空と街をつなぐ手が不条理な力で離されて
見えなくなるように

今にもそれは

水色のシャツを着た雲のように
海底から見上げた稲妻の光のように
森を潤せなくなった大人しい雨のように

今にもレトリックな空は
僕らの言葉を奪っていきそうだ

今にもそれは

雲の中に隠れてしまいそうだ
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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/27 19:52 】 | 今にも詩 | コメント(2) | トラックバック(0) |
七の物語
今にもそれは

街角の7のように

七つのボールの輝きのように

七つの海を渡るカブトムシのように

七色の虹を描く透明なペンのように

七人で作られる二人一組のように

七人の侍の持つそれぞれのプライドのように

七の月に流れる祈りの雨のように

今にもそれは

飽和しない七の連なりの先で

たまごは茹で上がりそうだった

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/27 18:59 】 | 今にも詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
言葉恐怖症
冗談一つも不謹慎で

励ますための言葉さえ

逆方向から受け取れば

なんだか嫌味な響き方

それできみは大人しい

テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/27 18:39 】 | だいたい5行詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
わがまま
あるがままであるために

私は私の思いを伝えよう

なすがままでないために

私は私の意見を述べよう

わが心のままに

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【2006/10/25 18:08 】 | だいたい5行詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
1UP
僕らはたったの一度きり

気軽に1UPできない体

復活はできない定め

だからだから

ためらう

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【2006/10/24 19:09 】 | だいたい5行詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
オール電化
この胸の苦しみは

脳の中ではない

この胸の痛みは

電気信号じゃない

僕は痛みながら生きていく

テーマ: - ジャンル:小説・文学

【2006/10/24 18:52 】 | だいたい5行詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
言葉ミサイル
安全な囲いの中から

姿なく心なく

配慮なく実りなく

容赦なく際限なく

落ちて泣く

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/24 18:36 】 | だいたい5行詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
汚れた手
出さなかったけど

差し伸べもしなかった

同じだ

僕の手は

あいつらと

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【2006/10/23 17:29 】 | だいたい5行詩 | コメント(2) | トラックバック(0) |
一票の各差
通りすがりに軽く投げ入れた一票

遠くからすがる想いで泣き入れた一票

どらも等しく

同じ一票として

位置づけられる
【2006/10/23 17:09 】 | だいたい5行詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
気にすんなよ
くだらないと言ってしまえば

すべてはそうなるだろう

くだらなくあることを

だから気にすることはない

きみはそれであってるよ

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/23 00:54 】 | だいたい5行詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
ひとり歩き
言葉の一人歩き

群集の一人歩き

法律の一人歩き

イメージの一人歩き

みんな随分孤独なんだね

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/22 16:38 】 | だいたい5行詩 | コメント(4) | トラックバック(0) |
夏のあと
秋は曇り空のまま
そよ風に運ばれて
黄昏に身を沈めた

今想えば遠い昔

灼熱の太陽が
あの夏のまぶしさが
あいつの暑苦しさが

この秋をよりいっそう秋色に染める

だけど夏を恨んだり
 
憎んだり 後悔することはできない

夏が過ぎるとは

思わなかったのだから

テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/21 21:26 】 | 矛盾ファンタジア | コメント(0) | トラックバック(0) |
いつかの苦味
箱はベッドの下
引き出しの中で眠る

小さな箱の中には
冷たい銀紙が深く眠っていて

自虐の誘惑に駆られ
取り出せば
触れるだけでも
それは冷たい

開いてみればやはり冷たくて

もうカカオの苦味が溶け始めている

両手を伝わって
肩に
喉に
胸に

浸透する
順路を辿って体の隅々まで
巡回するカカオ

自ら招いた空白の女神が
白夜を深遠な黒に
染めていく

完結を知らせるボタンは
いつも内側から押されて

窓から流れ出す静かな雨

消せない言葉と苦い行間
銀色のまま折りたたんで

引き出しの中に12月を戻す

純度は月日が変貌させる

いつかのカカオのように

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/19 20:52 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
創作料理
自分でつくったものは
食べれないことはない

ひとに食べてもらうのは心配だ
おいしいと言って食べてもらえると
それはとっても励みになる

食材は得意先から仕入れたものと
あとはその辺に転がっているもの

勢いだけで仕上げてみたり
一晩寝かせて発酵させたり

ひとの口に合うか心配だ
おいしいと言ってくれても
少し不安になることもある

忘れられない味がある
今でも香る想いがある

変わらないものを作りたい
同じ味を守ることも難しいけれど
飽きのこないものを作りたい

あなたにいつか
おいしいと言ってもらえるような

食材は胸にしまってあるものと
その辺に転がっているもの

新しいものを作りたい
新しい味を出すにも勇気がいるけれど
自分なりの味を出したい

いつかあなたにも
喜んでもらえるような

そんな日は訪れないかもしれない
だけど少しでも近づいていきたい

大繁盛とはいかないけれど
いつも食べにきてくれる人がいる
おいしいと言ってくれる人がいる

だからこの包丁に反射するような

光を今日も探しに行こう

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/17 20:18 】 | 好きに書いた詩 | コメント(2) | トラックバック(0) |
きみに描いた絵
いい絵が描けたから
きみにみてほしいんだ

みせたい絵が描けたから
気に入ってもらえるといいな

秋の真中の
ぼんやりと白い
やさしい曇り空を

やっとようやく描けたから
きみにもらってほしいんだ

あの時何かいいかけた

きみの言葉は戻らない

重く滲んだパレットの中で
冷たいキャンバスの上で

固まったままの時間を
ずっと溶かしていたんだ

秋の真中の
ひんやり白い
やさしい曇り空を

黄昏の中で描いていたんだ

僕はひとりで

きみの姿が欠けてから

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/15 22:26 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
店の終わり
こんな時間に
ご来店ですか

もう食べ物は終わりました
大丈夫ですか

こんな雨の日に
ご来店ですか

もう飲み物は終わりました
大丈夫ですか

いつもいつも
店は歓迎しない

もう半分明かりを落としている
もう客の多くは帰ってしまった

こんな夜も遅くに
ご来店ですか

終わりの時間が近づいていますが
大丈夫ですか

いつもいつも
店は迎え入れない

もう半分片付けかかっている
もう心は帰宅に向かっている

今頃になって
ご来店ですか

たったひとりで大丈夫ですか

もう何もかも終わりました
大丈夫ですか

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/12 21:49 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
逆さ言葉
優しさを隠すために
醜い言葉
並べてるんだ

目覚めないのはかなしいことだ

正しさなんて同じ場所にはない

どんなに危うい状況にいても

鏡はいつも逆さまに映すものだ

醜さを隠すために
優しい言葉
並べてるんだ

眠れないのは苦しいことだ

正しさなんて同じ方向からみえない

どんなに恵まれた状況にいても

鏡の中に自分は見えないものだ

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/10 17:08 】 | 矛盾ファンタジア | コメント(0) | トラックバック(0) |
ドアの破壊者 
ドアを叩きつける音が
僕の感情をしめつける

どれだけ脆いんだ

もう誰もドアを開けないでくれ

どうしようもない自分

どうしようかな

ドアを強く痛めつける音が
すべての感情をはねつける

もう誰も出て行かないでくれ

どうしようもない気分

どうしようかな

ドアをきつく閉ざす音が
僕と世界を閉ざしていく

どれだけ脆いんだ

内部から破壊されそうだ

もう止めてくれ

誰も壊さないでくれ

テーマ:自由詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/07 21:05 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
裏切り
だんだん優しさに鈍くなる

だんだん感情が薄れていく

僕の心を横切った

僕は僕の中の裏切り者

少しは信じていたのに

最初に僕が裏切った

だんだん言葉に鈍くなる

だんだん感動に薄れていく

僕は僕を裏切った

僕は僕の中の裏切り者

一番信じていたのに

最初に自分で裏切った

テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/07 08:33 】 | 矛盾ファンタジア | コメント(0) | トラックバック(0) |
あきも来ず
まあよくあきもせずって

人にも猫にも笑われた

あんまり悲しいと泣きもしないように

あんまり恋しいと時も見ないようになる

夏が終わった頃

ようやく僕は2006年のカレンダーを開いた

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/06 17:49 】 | 矛盾ファンタジア | コメント(0) | トラックバック(0) |
止まない雨
いつか雲が割れて
その隙間から冬が落ちても

この雨は止まない

いつか親戚と縁が切れて
すべてがデジタルに統一されても

明日突然鬼がきて
天国からの手紙を届けても

まだ雨は止まない

長い雨だ

憎しみの続きのように

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/06 00:28 】 | 矛盾ファンタジア | コメント(0) | トラックバック(0) |
いい人
いつも飴をくれるから
あなたはとてもいい人だ

いつも
耳を傾けてくれる
困った時にいてくれる
真っ直ぐに見てくれる

何でも答えてくれるのに
何もきいてはこないから

あなたは
知恵を貸してくれる
お金を貸してくれる
すぐに力を貸してくれる

何でも応えてくれるのに
何も求めてはこないから

いつも光をくれるから
あなたはとてもいい人だ

僕の嘘を信じてくれるから

僕の罪に手を貸してくれるから

僕を落ち込ませてくれるから

あなたはとってもいい人だ

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/05 20:19 】 | 矛盾ファンタジア | コメント(0) | トラックバック(0) |
僕の台詞
ごめんね

わるくはないのに謝った
たりなかったと謝った
いたらなかったと気遣った
そんな優しい人だった

ごめんね

誤りないのに謝った
気づかなかったと謝った
いたらなかったと気遣った
そんな優しい人だった

ごめんね

微笑みながら謝った
気づかなかったと気にかけた
いたらなかったと声をかけた
そんな優しい人だった

細やかなあなたらしさに
気づくことさえできないまま
僕はあなたの優しさに
何も返してあげられなかった

ごめんね
【2006/10/04 17:25 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
『矛盾ファンタジア』
僕はもう1つ新しい場所を作りたかった

最初に窓を開けた時の新鮮な景色が

いつも長く続くことがないから

季節がまわる頃に逃げ出したくなってしまう

だけどそれは繰り返しかもしれない

居場所を変える前に

服の色でも変えてみるのもいいかもしれない

新しい場所を作るなら

僕はそこで新しいことをやりたいと思った
【2006/10/04 00:16 】 | カテゴリーの詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
『ことばあそびの詩』
ことばあそびに説明なんてナンセンスだし

遠くから汽笛の音が聞こえてくる夜の

バームクーヘンの輪の中に忍び

悪徳商法の商社のようにこそこそ

双眼鏡でのぞきこんでみたらああ

微熱を少し感じた工事現場

ノンスタイルでいきってみると

嫉妬する力だけが生きている証拠
【2006/10/04 00:14 】 | カテゴリーの詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
正反対の人
もしもとてもひどい目に遭った時
もしもそれと同じ場面になった時

僕はそれと反対のことをしてやる

もしもとてもひどい奴に会った時
そんな日のことは忘れないだろう

痛みは胸の奥深い闇まで落ちて

落ちて

落ち切ったところで封印されて

それから新しい自分に進化する

もしもとてもつらい目に遭った時
もしもとてもひどい奴に会った時

そんなこともあったからと
笑って思い出せるくらいに

もしもそれと同じ場面に立った時

僕は

あくまでも反対の人になろう

どこまでも反対の場所へ行こう

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/03 17:13 】 | 矛盾ファンタジア | コメント(0) | トラックバック(0) |
鈍感な日々
気づかないうちに
与えているのさ
同じかなしみを
僕だって

気づかないだけで
与えているのさ
同じだけの不安を
いつだって

みんなに優しくなんてできないね
ひとりにだってできないからね

気づかないほどに
与えてないのさ
十分な優しさを
きみだって

ひとりに優しくなんてできないね
みんなにだってできないからね

気づいた時にはもういないよ

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/03 00:15 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
もうやめた
戻れるよ

嘘だけふえる 

約束や 

メッセージふだ

立てかけたまま

テーマ:短歌 - ジャンル:小説・文学

【2006/10/02 18:24 】 | ことばあそびの詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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