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足止め
足止めされて動けなかった

だから僕は冷静になれた

その時間に見つめなおせた

僕は一歩も動けなかった

だから心を動かすしかなかった

きっと時間が僕を呼び止めて

考える空間を与えてくれたんだ

思う存分僕は作戦を練った

動けるようになった世界のこと

空想の翼は雲を突き抜けて広がるように

想う自分を阻む障害はなかった

現実に囲われた僕は

ベッドの上で一歩も動けなかった

だけど心だけは動き始めた

きっと時間が僕を呼び止めて

やさしい空間を与えてくれたんだ
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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/09/29 18:28 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
難しいかんじ
いまのきみは読めないかんじ

あててもひいてもまるでお手上げ

いまのきみは何かわからないつくり

そのへんではねているかんじ

どこかかまえているかんじ

いまの僕はどこか間違っているかんじ

だけどきみにはどうでもいいかんじ

いまのきみには必要ないかんじ

僕らは順序立てては書けなくなったかんじ

もうどこにも戻れないかんじ

互いに読まれなくなったかんじ

いまのところは難しいかんじ

世界は少し複雑なかんじ
【2006/09/27 17:30 】 | 矛盾ファンタジア | コメント(0) | トラックバック(0) |
おしらせ
オルガンを閉じて耳を澄ませ

静まり返った広い空

ラプソディーで洗い流し

惜別の跳躍が告げる秋の訪れを
【2006/09/26 17:51 】 | ことばあそびの詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
輪くぐり
今そこにある輪を
迷わずくぐっていこう

甘い輪も危ない輪も
それが輪であるなら

包まれた瞬間
凍りつく存在感は
儚く揺れながら
消え入りそう

なくなってしまう前に
はやく輪を抜け出そう

今そこにできた輪の中を
振り返らずにくぐっていこう

穏やかな輪も優しい輪も
それが輪であるならば

いつも外側で育ってきたから
どんな輪の中でも
自然な呼吸も覚束ない

加わってしまう前に
星の素早さで通り抜けよう

笑顔と冗談で広がる輪の中を
いまひとりで通り過ぎていこう

いつも曲芸を育んできたから
どんな輪ができたとしても
うまくすり抜けてみせる

包まれてしまう前に
イルカの青さでくぐり抜けよう

理想と喧騒の輪の中を
惑うことなくすり抜けよう

陽気な土星の輪の中を
唄いながら通り抜けよう

埋没していく前に
失ってしまう前に

今そこにある輪の中を

さあきみも

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/09/25 18:09 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
小さな疑問符
手の平で転がる小銭たち
50円玉と10円玉
何が買えると輝いた

小さなきみは夜も遅くにたったひとり
うちを訊かれると迷うことなく
「まっすぐ!」
確かにきみのさす指は真っ直ぐ

手の上で遊ぶ円盤
50円玉と10円玉
何に変わると輝いた

それできみはないものねだり
疑問符のように首を傾けて
「なんで?」

眠らない好奇心は夜行性
代わる代わるお菓子を手に持って
誰よりも忙しく働き回る

丸い目のきみの要求はハード
キティちゃんのマシュマロはないの
次から次へと我が道を行く

遊びつかれたきみの手には
結局おにぎりが一つ
残った小銭は一円玉

手を振るきみは満足気
今日の疑問符は完結したみたい
「また明日来ようっ!」

明日はいないよ
屈託のない笑みの中で
僕の言葉はかき消された

「なんで?」
君を納得させる正しい言葉
僕はまだ学んでいなかった

だから納得するきみの顔は
いつもあきらめに似て淋しそう

「なんで?」
きみは遠慮のない疑問符

一つずつ
小さなきみは疑問を消して生きてくんだね

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/09/21 20:04 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
ついででいいから
遊びにおいでよ僕のページに
小さなカレンダーが貼ってあるから

今日の日付がわからなくなったら
遊びにおいでよ僕のホームに

今日の曜日がわからなくなったら
遊びにおいでよ僕の部屋に

自分の居場所がわからなくなったら
遊びにおいでよ僕のガラクタ置場に

ついでに冷たいものでも飲んでいくかね

現在位置を確認したくなったら
遊びにおいでよ僕の無人島に

ついでに詩でも読んでいくかね

ついででいいから読んで帰れよ

今日を見失ったら遊びにおいでよ

小さなカレンダーが貼ってあるから

時々それに色を塗っておくから

きみが来た日に印をつけておくから

ついででいいから何度でもおいでよ

テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

【2006/09/19 19:05 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
言葉使い2 
言葉の魔法にまたがって
雨の夜に唄いながら
闇の魔女と戯れた

罪の中に生きながら
魔女の紡ぎ出す詩が
傷心の時をぼかしてくれる

言葉の魔法に寄り添って
ひとりの夜に唄いながら
もう一人の自分と対峙した

ずっと闇の方角を向いている
呪縛の中で紡ぎ出す魔女の詩は
いつも凍えるほど美しい

言葉の魔法に魅せられて
去りゆくきみを想いながら
薄れゆく蝶を追いかけた

魔女の心はみえないけれど
呪われた詩のカクテルの中で
夜はまだ深まっていくばかり
【2006/09/19 00:45 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
紙くずの宝物
きみが拾ってくれるなら
紙くずとなって転がっていこう

きみが微笑んでくれるなら
紙くずの中で唄い続けるよ

守られた宝石よりも
その辺に転がってる紙くずでいい

見えない山頂よりも
道端に転がっている紙くずがいい

空はかすんでいるけれど
自分もすっかり汚れてる
だから紙くずみたいに散らばって

きみはそれを
宝物のように抱えてくれた
僕はそれでうれしかった

納得も満足も完成もない
ただ唄うことを望むだけ
誇らしげな紙くずのように
捨てられても流れていく

手の届かない宝石よりも
その辺で蹴飛ばされる紙くずでいい

潜れないほど深い海よりも
浜辺に散らばっている貝殻でいい

きみはそれを
想い出のように拾ってくれた
僕はそれでうれしかった

街の反応は冷たくても
風が運んでくれるなら

心地良い紙くずでいられるよ

きみが拾ってくれるから
いつも僕は零れ落ちる

紙くずの行方はわからない
いつもきみがことばのたより

未完成の欠片でも
きみが集めてくれるから

千切れそうな想いさえ
受け止めてくれるから

心地良い紙くずのまま
いつも散らばってるよ

きみが拾ってくれるまで
僕はまだ転がってるよ

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2006/09/09 21:51 】 | 好きに書いた詩 | コメント(6) | トラックバック(0) |
みずまき
みせものみたいに

ずいぶん派手な手さばき

まだ僕が近寄っても勢いそのまま

気づいているのかとても不安
【2006/09/09 09:06 】 | ことばあそびの詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
ふしぎだな
不意に訪れるいくつものすれ違いの中に

仕切りを置いてあなたはいつもひとりだった

行間に消えていく言葉もあなたの孤独をほどくことはなく

誰もが持つ美徳であるかのように片時も孤独を手放さなかった

なのにあなたの残す言葉の欠片はいま誰かの孤独を少しだけ癒した

テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

【2006/09/08 21:18 】 | ことばあそびの詩 | コメント(2) | トラックバック(0) |
空っぽ
空っぽで
何もなく
無でもない

意味もない
無駄もない
矛盾もない

なぜか
それでいて
希望はある

終点はない
これからはじまる

欠片もない
これから集めていく

誰もいない
これからやってくる

問題はない
あるはずもない

不都合はない
失うものもない

まだ何もない
これからつくっていく

時間がない
だから動き出す
【2006/09/07 21:37 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
あまくだり
あめが降る

またあがるころ

くりかえす

だからあるのさ

りっぱな傘が
【2006/09/06 20:19 】 | ことばあそびの詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
てるちゃん
もう雨がきてる
てるちゃん知ってる
わかってる

もうきみきてる
ぼく知ってる
わかってる

もう降りだしてる
もうとっくに知ってる
きみの気持ち知ってる

ぼくせめてるの
気づいてる
ぼくも泣いてる

くる日もくる日もねがってる
まてるあいだはきたいされてる
ぼくはてるちゃんだから

ぼくのせいっていってる
いつもよりかかってる
だれかと似てる

ふる日もてる日もあるけれど
もてるきたいをになってる
ぼくがてるちゃんだから

かつてルールがあったように
でもいまでは全部まちがってる
だれかがいってる

もうぼく捨てる
空がからかってる
ぼく知ってる

テーマ:詩・唄・詞 - ジャンル:小説・文学

【2006/09/05 18:43 】 | ことばあそびの詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
あるていど
あけくれて

ルールにしばられ

てんあおぐ

イリュージョンさえ

どくしゃまかせで
【2006/09/04 03:28 】 | ことばあそびの詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
不参加賛歌
ユニフォームが合わないから
試合に間に合わなかったんだ

だから遠くで見ていたんだ

僕は逃げたみたいになってる

ユニフォームが破れているから
ロッカーに戻り縫い始めたんだ

やっぱり僕は逃げたみたいになってる

友達がやってきて

もう終わったよって言うんだ

たったいまの出来事は
華々しい想い出話となって
みんなの汗と一緒にはじけた

僕は外で見てただけ

だから想い出なんかない


楽しいイベントは僕にとっては規格違い

サイズの合わない僕は入れてもらえなかった


僕はいつも遠くで見ていたんだ

いつもみんなの輪の外にいたんだ


それが美しい想い出さ

テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

【2006/09/03 22:00 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
あるところに
昔むかし あるところに
たくさんのおじいさんとたくさんのおばあさんがいました
おじいさんたちは山に歌を歌いに
おばあさんたちも山に歌を歌いにいきました
だから 山はとても大反響でした

昔むかし あるところに
たくさんの花や植物が咲き乱れ生い茂っていました
枯れても枯れてもまた咲き乱れ生い茂っていました
色彩を問わず季節を問わず空を向いて光を浴びて
名だたる花も名を知られぬ花も雨の恵みを受けて

昔むかし あるところには
ないものはありませんでした

あるところには
たくさんのものがあふれ返っていました
たくさんのものがありあまっていました

けれども ないところには
何も ありませんでした
本当に
何もありませんでした

あるものは何もしなくても
その手の中に入ってきました

ないものは何をしても
その手はいつも無力でした

昔むかし そのずっと昔から
あるところにはたくさんのものがありました

けれども ないところには
今も 何もありませんでした
全く 何もありませんでした

テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学

【2006/09/02 22:43 】 | 好きに書いた詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
歩行歩き
青空を青く塗ろう
夜を暗くしよう
朝に朝を食べよう
僕の歩行を歩いて行こう

白紙を白く塗ろう
夜道で夜を探そう
昼に昼寝をしよう
僕の歩行を歩いて行こう

黒猫で夜を塗ろう
晴れ間に太陽をみよう
振り返りながら振り向こう
僕の鼓動を動かしていこう

夏に夏休みをもらおう
嘘つきに嘘をつかせよう
後ろに向かい後戻りしよう
僕の歩行を歩いて行こう

愛を愛そう
疑心を疑おう
毎日を日に日に生きよう
真っ直ぐに直進していこう

雲を曇らせよう
夜行列車で夜を行こう
空気で空虚を気取ってみよう
落葉に落ちていこう

留守に留守番をしよう
星空で星を集めよう
年とともに歳を取ろう
僕の歩行を歩いて行こう

テーマ:詩・唄・詞 - ジャンル:小説・文学

【2006/09/01 21:16 】 | ことばあそびの詩 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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